ある大雨の日。六歳のオトノハはシャッターが降ろされた店の前で、箱に入れられたメスの子猫を見つけた。それは全身真っ黒なのに、両耳の間の毛だけが金色の、奇妙な毛色の猫だった。
子猫を家に連れ帰り、世話をしようとするオトノハと父親のナユキだったが、子猫は一向に懐かず、自ら家を飛び出す。
だがその数日後、子猫は傷だらけになって帰ってきた。
猫の視点から猫と少女との交流を描くキャットミーツガールストーリー。
(原稿用紙換算135枚)
■ CAT:01 箱の中の猫(シュレディンガー)
■ CAT:02 荒ぶる街角(ワイルドバンチ)
■ CAT:03 吾輩は猫である(キャッツ)
■ CAT:04 埋まらない空白(ホワイトカンバス)
■ CAT:04" 春猫(スプリングキャッツ)
■ CAT:05 猫待ち小路(キャットウォーク)
■ CAT:06 笑う招き猫(ラフメイカー)
■ CAT:07 猫鳴り(ティンクルベル)
■ CAT:08 猫寄せ草(ウィズアキャット)
■ CAT:09 感染症(トキコプラズマ) 上
■ CAT:10 感染症(トキコプラズマ) 下
■ CAT:11 あるがままに(ナチュラルウーマン)
■ CAT:12 かわいい女(デンジャラスブロンディ)
(C)Chabayashi Shouichi 2011-2012.