古代博物館


 今、私は『古代博物館』に来ております。
 ここではですね〜。何と、私たちの文明ができる前の、古代の遺跡から発掘された物品が多数所蔵されているんです。
 まず入り口に置いてあるこれを見てください。これ、なんだと思いますか?
 これ、実は何と大昔の冷蔵庫なんですね。昔は今のように空間圧縮装置なんてありませんでしたから、こんなに大きな冷蔵庫が必要だったんですねー。さすがにこれを今のように、ポケットに入れて持ち歩くのは難しいと思います。
 え? 何ですか? じゃあどうしていたのかですか?
 ええと、こちらの説明書きによりますと……何でも古代人は『家』というところに住んでそこで寝起きし、冷蔵庫やコンピュータ、テレビといった物を置いていたそうです。まだ何もかもが大きかった時代ですから、こういうシステムが必要だったんじゃないかなあ、と思います。
 そしてゲートをくぐったところ……こちらに並べられているのが、遺跡から発掘された壁画の一部ですね。これらの壁画は紙という木の繊維からつくられた材質に描かれておりまして、これだけのものが無事残っているのは珍しいそうです。
 こちらに描かれている古代文字を少し読んでみますと……ええ、『人妻女教師昼下がりの筆降ろし実習』と書いてありますね。最近の研究によりますと、何でも昔行われた儀式の一つを図画化したものなんだそうです。おそらくこの『筆降ろし実習』というのが、その儀式の名前なんじゃないでしょうか。
 そしてこちらがその儀式に使われていたと思われる道具です。うわー。赤やら紫やらピンクやら、カラフルなのが並んでいますねー。
 ええと、こちらに説明書きがあります。『バイブレーター』と書いてあります。こちらの小さな丸いのは『ピンクローター』というそうです。
 ええこの装置、こっちのコードの先にスイッチがついていてですね。スイッチを入れると……ほら! このように振動するんです。不思議ですねー。今私が持っているこれはレプリカですので動力はミニ核融合炉なんですが、本物は何でも乾電池というエネルギーで動いていたみたいです。こっちの『ピンクローター』も同じように動くんですが……それぞれがどのように使われていたのかはまだわかっていないのだそうです。
 『古代博物館』にはこのほかにも色々な発掘物が展示されています。皆さん、ぜひ一度見に来られてみてはいかがでしょうか?

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