かもしかの会関西活動20周年記念シンポジウム

『食害を防ぐために私たちにできること』

主催:かもしかの会関西

後援:ツキノワの会、日本自然保護協会、滋賀県教育委員会、土山町、土山町教育委員会、
(財)世界自然保護基金日本委員会(WWFJ)、かもしかの会東京、タヌキクラブ

有り難うございました。

 シンポジウムは無事終了しました。  シンポジウムが予定通り3月5日にあいの土山文化ホールで行われました。当日は晴天に恵まれ、予想外にたくさんの方々がきて下さいました。正確な数字はまだ出ていませんが、だいたい140以上の参加者がありました。そのうち約40名が土山町の方で、それ以外にも滋賀県からの参加者も見られ、土山町や滋賀県の人々に知ってもらうという初期の目的を達成することはできたと思います。  懇親会には40名程度の方が参加してくださり、これまで交流のなかった人たちと知り合ったり、若いスタッフが森林組合の方たちと打ち解けて話をしたりと、こちらも大盛会であったと言ってよいと思います。  シンポジウムの内容も多すぎるくらいでありましたが、地元の方が積極的に発言し、それを古林先生やかもしかの会の方で受けるような形で進み、充実したものになったと思います。この手のシンポジウムではなかなか地元の意見が出ないか、出ても捕獲一辺倒の意見だったりするのですが、今回は、山村の農林業や経済状況の話まで含め、地元の苦悩と本音を聞いて検討することができたと思います。  今回の成功は、多くの方々のご協力によってもたらされたものです。当日、ボランティアで会場運営を手伝ってくれた多くの人たちも含め、ここに感謝したいと思います。  このシンポジウムを機に、さらに活動を発展させてゆきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。

2000年3月6日

かもしかの会関西 代表  高柳 敦