「教会と天皇制」を考える委員会
主な開催集会など:2.11「教会と天皇制」を考える会

活動内容:
教区主催の2.11集会を毎年開催する実務を担っているが、それと同時にこの国の明治以降の「近代天皇制」の諸問題、とりわけ「戦中・戦後のキリスト教と天皇制」について継続して考察している。2001年度から共通の課題を抱える「教区問題小委員会」と合同委員会を持ち、討論を重ねている。 2002年の2.11集会も同「小委員会」と準備会をもち、開催にこぎつけた。当面、同「小委員会」との合同委員会を継続しながら、「天皇制」にかかわる諸問題について考察していく予定である。 戦後、日本のキリスト教、教団・教会はその戦争責任に対して追求されず、また自らも戦中の教会のありよう(自国において皇居遥拝・神社参拝・侵略戦争加担に代表される営為に参画し、同時に朝鮮にも強要)についての反省をなさないまま、アメリカの日本への宣教活動に利用されると同時に、その動きに乗っかかり、今日に至っている。 当時の政府は、内外の抵抗があって天皇を絶対視する神道を国教化できないとすれば、この神道を宗教と見なさなければいい、と考えた。そうすれば神道を強制しても「信教の自由」に抵触しないことになる。「信教の自由」と神道に服することとが、両立するという論理を作り出した。信仰は個人の私事に閉じ込められ、社会的活動は国家によって制限を受けるのは当然だという「常識」が形成された。この論理は今日でも生きているように思われる。 今日のさまざまな人権の抑圧(特に教育現場への「日の丸・君が代」の強制、有事法制など)を目の当たりにしながら、それにきちんと対応せず黙しているようでは戦中の教会と変わりはない。「あのときは仕方なかったんだ」という声をよく耳にする。2度とこうした声を聞かなくするためにはどうすればいいかを考えていきたい。この課題を解く鍵は他ならぬ信仰の内実そのものにあると思われる。



救援対策委員会
主な開催集会など:教区内地震連続講座(連続セミナー)年1回10〜11月

活動内容:
 「災害は忘れた頃にくる」とは災害におこった後によく言われる諺。島国であり火山国である日本は自然の災害が多かった。が、しかし近年人的災害がその上に重なり増えてきていることは、大変憂慮されることではないでしょうか。突然襲ってくるこれらの災害に対し、人間の非力を知り、又それ故に相互の援助の大切さを知らねばならないと思うものです。
 大阪教区救援対策委員会は、阪神淡路大震災の直後、教区において組織され、兵庫・教区と連携を持ちつつ様々な救援活動へと直接・間接的な活動を行ってきました。7年経た現在、復興の経過と共に救援も変化をしてはきているが、行政の狭間に苦しむ高齢者や失業者、こうした弱者の抱える痛みは更に深刻、切実な問題として残されています。宣教の課題としてそこに向き合う兵庫教区に連帯し、被災地の生の声を聞き、心を寄せる歩みこそが、いざという時のエネルギーの源泉と努力しています。
 6月、委員会は兵庫教区被災者生活支援の長田活動センターにおいて委員会を行い、現在の活動状況を聞き地域に関してと、国内では有珠山噴火、愛知西部水害、鳥取西部地震等々広範囲に災害に対しても地道に対応をされ、大きな災害を受けられた教区ならではの活動に、多くの「目」が向けられるようにと、祈ってゆきたいと思います。また海外の災害に対しても当時のネットワークを通じ早々に伝えられたのでした。午後は近辺をフィールドワークし、行政の開発計画が、折角立ち上がろうとする人達に対しプラスではない状況である事をも実感として受け止めさせられました。
 「災害は何時くるか分からない」他教区で起こった事としてではなく、大阪教区として教区内でも共に考えてゆく委員会でありたいと願っています。



墓地委員会
主な開催集会など:・墓前礼拝
 毎年一回各墓地の前にて執り行っています。納骨されている方々を記念し、ご遺族の皆様に天来の慰めを祈っています。その際、希望があれば納骨式も行っています。
   服部墓地 時期は春(4月)
   王寺墓地 時期は秋(10月あるいは11月)

活動内容:
 墓地委員会の主な役割は大阪教区が所有している服部墓地と王寺墓地に関する管理、運営にあります。そのために委員会を年に数回開いています。そのうち二回の委員会はそれぞれの墓地に赴いて行い、点検・掃除も合わせて行っています。その他随時委員会を開き、その都度、案件について協議しています。
 設備につきましては、服部墓地は2002年8月にバッテッリーシステムを付加し、今まで曇りの日などに明かりがつかない不都合を解消いたしました。これでこの墓地のソーラーシステムは全天候対応となりました。また、昨年は王子墓地に給水場を設け、利便性を図りました。
 手続きに関しましては、ロッカーの名義変更につき問い合わせがありました。しかし、これに関する規則が墓地規則や墓地規則細則にありませんでした。そこで、委員会では大阪市設服部霊園の「霊園条例」を参考にしてその手続きと提出書類の書式を検討し、新たに作成いたしました。その際、他の各種手続き(埋葬、改葬、)につきましても、手続きを整えました。詳細は別途「大阪教区墓地について」を御覧下さい。ご注意していただきたいことは埋葬と改葬の手続きが、服部墓地と王寺墓地とでは若干異なるということです。ですから、詳しくは教区事務所までお問い合わせ下さり、ご確認くださいますようお願い申し上げます。
 また、「墓地運用規定」(仮称)を作成し、管理運営につきその手続ききめ細かく定め、利用者の方々のサービスをさらに計るべく検討を開始しております。 最後に、どの季節に服部・王寺墓地の各墓地を訪れましても、花が絶えることがありません。このことを拝見するごとにご遺族の方々の思いをうかがい知らされ、この委員会の責務の重さを自覚するしだいです。