こだわり設計30年の歩み  GALLERY.3
アストロ新大阪ビル・U
   
  所在地
  大阪市淀川区西中島6-1-3
  建築主 平和興産
  施工 銭高組
  延床面積  6,100u
  構造・規模
  S造、地下1階地上13階
  竣工 1992年7月
 
玄関ホールと創作レリーフ 
    外観      
  全体にブルーのハーフミラーからなるカーテンウォールで、コーナー部分は中世ヨーロッパの塔城感覚とし、スペイン産の御影石をジェットバーナーと本磨き仕上げでアクセントを付け、重厚な雰囲気を出しています。ガラス面と石面それぞれどちらが図または地かは、見る人の時と場合によって違うでしょう。
  屋上は、高さ6mの屋上囲いで部屋があるのではなく、ペントハウスや、壁面清掃用のゴンドラやそのレールが走っていて、その分建物が高く大きく見えています。
 一般テナント用のオフィスビルですが、玄関ホールもゆったりとし、石の創作レリーフがおもしろい仕上がりになっています。また、全床OAフロアーとし、デジタルPBX対応の本格的インテリジェントビルの機能を備えています。 
 
アストロ新大阪ビル・T
 
 
所在地
大阪市淀川区西中島5-7-18
建築主 平和興産
施工 銭高組
延床面積 2,500u
構造・規模
S造、地下1階地上10階
竣工 1986年10月
 
外観
玄関ホールと創作レリーフ−−

浄土宗 大林寺
八角の小塔を印象的にまとめ黒の御影石の壁に朱色の鉄骨柱と GOLDの立樋が面白さを引き立てている。
正面のドアーが開くと大きなアーチ天井から 吊り下げられた行灯形の照明器具は大迫力で目に飛び込む パリ在住の画家forisier氏に七夕伝説の牽牛と織姫をそれぞれ 影と陽で表現した墨絵を障子仕様にした また木工作家 雨森一彦氏による本堂との取り合いのドアーは一見の価値がある。
橋本の設計には必ずこんなオリジナルデザインが色々ある。
 

 
PARKING  TOWERA・VON
 きもの竹常本社ビル(大阪市中央区本町)
        (谷町筋天王寺北)
   
玄関脇通路
         外観
 敷地形状から京都のうなぎの寝床的な1階間取りとなっていて、正面に店玄関を取り、受付、接客のスペースとなり奥へとつながっています。また外部からまっすぐに奥に至る通路が店玄関の左にあり、エレベーターと階段で各階展示場や事務所へと続いています。(S造、地下1階地上10階)
外観
 
花房ビル(道修町1丁目)
 この辺りは薬の町で全国に名だたる由緒ある土地柄です。安土桃山時代の安積寺跡地で3カ月ほど文化財発掘調査が行なわれ、古銭や土器破片が出ました。井戸縁も出ましたが、これは調査の対象外で調査団は持って帰らなかったので、1階ホールに当ビルで使った石材の組合せレリーフのポイントとして使いました(壁レリーフ中 正方形の黒 約9片)。(S造、地下1階地上8階)
 
 外観
玄関ホール・ドアと石のレリーフ  
料亭 八乃家(三木)
浄土真宗大谷派 永安寺(大阪市平野区)

 

貴賓室「雅の間」
           外観