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   写真展によせて

 私達アフガニスタン義肢装具支援の会は戦渦に傷ついた人々に、日本国内で不用となった義足や装具を集め部品を再利用しアフガニスタンの人々に届けています。戦争で傷ついた人々の数だけ悲しいものがたりがあります。型取りの時、一日中涙を見せていた少女がいました。彼女は足を無くした時家族をも失っていたのです。彼女には同情する事は出来ても、それは外国人の感傷でしか過ぎず私達は無力感に襲われました。それらの一つ一つの悲しい出来事をお伝えする事も、総ての人に義足を渡すことも、不可能です。それが総ての解決にならなくても、この人たちの手助けを出来るのは、義足に日本の善意の気持ちを込めて届けられるのが私達の喜びです。
 この写真展は弘たちの成果ではなく義足を着けてあるく人々のその向うのアフガニスタンを感じて頂け たら幸し「です。
                                             瀧谷 昇

 アフガニスタン義肢装具支援の会の活動概要

 A)広報活動として
  写真展 講演 『アフガンを知って、そして忘れないで』

 B)義肢装具支援として
  製作ボランティア 同行ボランティアと共に
         『古い義足を集め一人一人に会わせて製作して、アフガンへ届ける』

 C)アフガンに義肢装具専門校設立を目指して
     設立資金(9000万円) 募金活動を行う あゆみ
 2000年     写真展(神戸)
 2001年5月   フローザンの義足づくリ
 2002年2月   写真展(奈良:ふとんの資料館)
 2002年3月   アフガニスタン義肢装具支援の会発足
 2002年5月   第一回目の訪問。3人採型 (映画製作の為のロケ調査隊同行)
 2002年8月   第二回凱     新規患者計63人の採型・採寸
 2002年末年始 第三回目。製作分17人分,同行ボランティアによって現地へ
 2003年1月   シチズン・オブ・ザ・イヤー受賞(東京)
 2003年4月   イランで現地用の機械類の買い付け。
 2003年6月   第四回目 4名分 映画「アイラブピース」撮影指導
 2003年8月   第五回目  製作分27人分現地へ。新規採型3名
 2003年9月   写真展(奈良:ならまちセンター)
 2003年11月  写真展(京都:祇園会館 映画「アイラブピース」)
 2003年12月  第六回目14人分アフガンへ。再採型・新規採型10名
 2004年2月   写真展(香川県高松:朝日新聞ホール)
 2004年2月   写真展(香川県高松:映画「アイラブピース」)

            /おねがい/
 義肢装具支援の為の義援金(義肢装具の部品や材料を購入する為の資金の呼び掛けと、使わなくなった義肢装具(アフガン向けに再生製作します)の寄贈をお願いしています。

    *郵便振込口座番号:00920−3−188389 加入者名:滝谷 昇

    義肢装具の送り先、その他お問い合わせは、下記にお願い致します。

    *アフガニスタン義肢装具支援の会 〒630−8453奈良市西九条町3丁目2−23
     株式会社 奈良義肢内  tel:0742−62−7979 FAX0742−62−8484
           http://www.gisoku.com E−mail:info@gisoku.Com