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 【戦国冥界絵巻】(仮)
 

 子孫の方や真面目な方は不愉快になると思いますので、読まない事を推奨します。



 で、自分で遊んでみたいゲームを考えてみました。



 戦国武将達は、死後、修羅道界に落ちていました。
 不満を抱き、閻魔大王に訴えます。
 閻魔大王の配下の鬼10人を各軍師に、修羅道界で、もう一度天下一を競う事に。
 プレイヤーは、この架空の鬼軍師を操って、選んだ勢力の天下を目指します。

 選べる軍師は、女性プレイヤーを考えて、女性軍師は必須。
 と言うか、女性ゲーマーをターゲットにしないなら、架空の鬼軍師なんかでなく、党首そのものをプレイヤーキャラにしても良いとは思いますけど。

 軍師(プレイヤーキャラ)に、天狗や化け猫なんかも居たら面白いかも。 男性・女性・その他の見た目で、党首の反応は変わるでしょう。
 外見と保有特殊能力はセットになってはおらず、好きな外見と、選びたい特殊能力を、それぞれに選べる形式で。

 登場する武将(大名)は、【合戦に参加した事が有る】のが参加条件。だから大阪の陣参加者まで。
 天下一を取った勢力は、いち早く人間として生まれ変われるとか、妻子の生まれ変わりの傍に生まれられるとか、何かメリットが有る事にしましょう。



 ポイントは、全員が死んだところ、自分の死後の歴史も知っているところからスタートなところ。
 信長は、秀吉が信長の側室と子を殺した事を知っているし、
 秀吉は、大阪の陣の結末を知っているし、
 家康は、酒井忠次他を晩年に冷遇した事を知っているし、
 三成は、吉川広家に不戦された事を知っているし、
 信繁は、秀頼が出陣してくれなかった事を知っている、という事です。

「今度は尊敬するアノ大名の下で働きたい」とか「今度こそアイツを倒したい」「自分が死んだ時には小さかった息子と共に天下を狙いたい」と思う武将も居たり。

『織田信長と伊達政宗が共闘する』、みたいな、世代を超えた面子が楽しめるのもポイント。

 武将がおじさんかお爺さんばっかで登場は、女性に優しく無いです。
 といって青年ばかりも面白くないので、10代から60代まで、幅広く。
 党首と配下達の組み合わせは、かなり無茶苦茶にスタート。



 無茶苦茶なりに勢力が決まっている『ストーリー』モードと、自家のメンバーを選べて自家以外はランダムになる【ランダム】モードの二つ。
 メインは【ストーリー】モード。

【ストーリー】モードでは、最初4人〜6人くらいの勢力が10団体くらい。10人の党首がそれぞれ率いています。 話を進めるうちに、加入してきたり、ヘッドハンティングしたりします。
 プレイヤーが操る軍師、党首、その他武将4〜6名で、1団体。どこか1つを率いて、勝ち抜き戦――裏天下を目指します。

 最初は6団体からしか選べませんが、一回クリアすると、敵としてしか出てこなかった残り4団体も選べるようになります。1回目に鍛えた武将も、鍛えた状態で2週目に在野で登場。

 全10党首をクリアすると、閻魔大王の部下(鬼)達と戦う周が有っても、面白いかも。



 オリジナルグラフィック武将(大名)が、党首10人、それぞれの党首の元に付いているのが40人くらい、在野も40人くらいで、総勢できれば90人くらい。
 少ないとつまらないですが、多すぎても個別に覚えきれないでしょう。

 ある一定の条件を揃えると出現する、隠し武将も居たり。
 武器や血筋に縁の有る昔の英雄を、召喚できたら面白いかも。義経とか。義経だと【無双オロチ再臨】と被りますか。



 日本列島も、裏返しの地形。
 というか、地球の内側から見た日本列島。富士山は広大な湖となり、琵琶湖は丘山となる。向きもあべこべで、東北が左下、九州が右上になるのかな?
 昔の国名で、ブロック分けされています。

 攻める相手を自由に選べるのでは無く、攻める勢力はAかBかで二者択一していく感じで。
 隣接していない勢力とも、戦う事も出来る方が良いでしょう(隣接にすると細長い列島なので、どの党首でも順序が割りと決まってしまうので)。

 選んだ順番によって、A勢力と戦っているうちに選ばなかったB勢力がC勢力に倒されたりします。
 二者択一での分岐や手に入れた武将や何らかの獲得ポイント加算で、ストーリーやエンディングが分岐。

 あまりに武将をないがしろにしていると、他所勢力に走ったり独立勢力になったり。



 総合戦数は4〜7戦くらいの長さ。エンディングは党首ごとに3種くらい有ると良いでしょう。孤独エンド、普通エンド、個人エンドかな?

 戦闘は、まず相手勢力と駆け引きで、場所や戦闘人数などを取り決めたり。突発戦闘も有り。

【ラプソディア】みたいな属性活用シュミレーションで(私が好きだから)。
 しかしターン式では無く、【注文しようぜ俺たちの世界】みたくアクションポイント制(よく知らないけど面白そうなアイデアだったから)。

 グリッドは6角形式(大抵4角形なので)を採用。軍師(プレイヤー)抜きで最大8人の武将で出撃。党首も出撃させれば士気が上がりますが、党首が死ぬとゲームオーバーとか。

 忠誠心の弱そうな敵武将を、生前に親しかった武将を差し向けて勧誘したり出来ると、面白いかも。
 憎まれて居る武将で挑発して、誘い出して罠にかけるとか。

 両方の出撃武将によっては、イベント発生。
「三成、何で儂と敵対する?(秀吉)」
「また振り回されたあげく、先立たれて斬首されるのは懲り懲りなので(三成)」とか。

「生前の俺の仇〜」とか。

 合戦の合間にもイベントが起こって、選んだ選択によってエンディングに関わるポイントが増減する訳です。

 在野の信長・秀吉・家康なんかをスカウトして合戦に出すと、因縁の有る武将が多いので、イベントが多発しそうですね。

 フリー戦闘地は、【血の池地獄】面とか極楽往土みたいなところだったり国内観光地だったり、様々に数多くそろえたいところ。弱い武将をここで重点的に鍛えたり出来る訳です。
 在野武将と模擬合戦したり、スカウトしたりも出来ると、なお良し。



 10人の党首は、基本的に無念ぽい横死した人から。
 
 地域で考えると、思いつくままに、
 九戸政実(陸中→南部信直・秀吉)、
 伊達輝宗(陸前→政宗・二本松義継)、
 武田勝頼(甲斐→信玄・信長)、
 上杉景虎(越後→謙信・景勝)、
 北条氏政(関東→家康・秀吉)、
 大内義隆(周防→陶晴賢)、
 長宗我部盛親(四国→家康・秀吉)、
 竜造寺隆信(九州→島津家)、
 今川義元(駿河→信長・家康)、
 山中鹿助(美作→秀吉・毛利家)、
 明智光秀(謀反→細川幽斎・筒井順慶)、
 豊臣秀次(政争で自刃→秀吉・三成)、
 石田三成(関ヶ原合戦で斬首→家康・毛利家)、
 真田信繁(大阪の陣→秀頼・家康)、
 小西行長(関が原合戦で斬首→加藤清正・秀吉)
 とかでしょうか?
 とりあえず10人くらいで。



 ゲームなので、残念ですが、一般的に流布している逸話を元にする方が良いでしょう。三成と清正が犬猿の仲だったとか、秀吉は市を娶りたかったとか。

 真反対に、一般に流布している逸話や仲を信じている軍師(プレイヤー)に、「それは作り話だ」と訂正する武将のイベントを多用しても、良いかもです。

 謀反されて殺された信長ですが、党首では無く、在野武将で登場。3英傑が選べないだけでも、既存の戦国ものゲームのイメージから、一新できますので。
 →(矢印)先も、独断とバランス。
 合戦相手も憎いでしょうが、味方なのに裏切ったり足を引っ張った相手はもっと憎いかと。



 勝ち進んでストーリーを進める内に、党首達は、気が済んだり悩んだり後悔したり和解したり。
 閻魔大王にも、裏天下をスタートさせた思惑が有ったり。

 女性軍師をプレイヤーキャラに選択のゲームなら、党首が生まれ変わった時に出会えたエンディングとか、良いかと。



 当時、 【赤ら顔の怖い顔の中年男性】なイメージの閻魔大王に、あえてイケメンを希望してくださったマイミクシィさんも。

【死者の世界の支配者】に、閻魔大王しか思いつかなかったのでしたが。
 今にして思えば、日本神話のイザナミでも良いかもです。こちらだと女性(女神)になってしまいますがね。

 あるいは、イザナミ(あるいはイザナギ)に化けた、ヒルコ神とか。
イザナミ・イザナギに見捨てられたヒルコ神の、両神への逆襲の為の企みだったとか。
 あー、妄想は止まりません。



 本当、どこか作ってくれませんかねー。本当に遊んでみたい。
 というか、正直に言えば、徹底した自分好みのを作ってみたいです。
 我ながら、アホな事に時間と労力を使いました。でも楽しかったです。