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 ゲームでの石田三成
 

 戦国時代を題材にした家庭用ゲームというのは、けっこう有ります。
 発売から半年もすれば安くなるので、私も、新品中古品問わず、けっこう買いました。戦国時代にハマってからの方が、よくゲームソフトを買ってますね。昔は年に一本買うくらいだったのに。

 で、私が知る限りのゲームソフトでの、三成の列挙です。発売日とは順不同で、だいたいPS2ソフトです。

【天下人】 リアルタイムストラテジーというジャンルらしいです。
 いかにも秀吉の腰巾着の、頭でっかちっぽかったです。

【戦国無双】シリーズ 切りまくりアクション 。
 三成の登場は、【2】から。若くて、ツンデレ?で、えらい美形でした。武器が何故か扇。
 もう【3】も発売されましたね。

【決戦】シュミレーション 家族が遊ぶのを、横で観てました。
 派手な鎧のおじさん。忠臣なんだろうけど、理想を観すぎるっぽい人物ぽく描かれているような印象を、受けました。

【新 鬼武者アクションRPG】
 魔に魅入られた陰謀家。見た目は諸葛亮みたいでした。



 で、【不如帰 乱】というカードゲーム系の戦国時代モチーフのゲームソフトが発売されるらしく。家族が買ったゲーム雑誌に、紹介されていたのですが。
 たくさんのイラストレーターさんが、色々な武将をデザイン担当しているようなんです。
 石田三成と徳川家康の担当イラストレーターも、違う人。

 まず徳川家康なんですが。
 若い。20代前半くらい。スラッとしてる。白い長髪、きりっとした大きめの金目、白の基調に赤のポイントが入る鎧。躍動感あふれるポーズ。なんだかこう、主役っぽい。

 一方、石田三成。
 水牛みたいな角に、赤い長髪。青白い陰の有る顔。手の軍配には、例の大一大万大吉マーク付き。これまた20代後半くらい。襟?の立った鎧も豪奢でダークな感じ。

 三成、魔王っぽいです。
 家康が明るいカラーの主役っぽいデザインなので、ますます【光と影の影の方】と言うか。
 三成、関ヶ原では負けますし、江戸時代ではケチョンケチョンに書かれましたけどね。
 そう、江戸時代のイメージの家康と三成を、平成風のイラストにした感じ。

 三成のデザイン自体は、悪くないのではとは思います。
 水牛の角では無いものの、史実の三成の兜にも、角が付いてましたしね。非情そうですが、整った顔に描いてもらってるし。
 むしろ好きな画風のイラストレーターさんが担当してくれたので、良かったです。

 ただ、このゲームソフトで初めて戦国時代に触れる人には、悪役に思い込まれそうです。
 かといって「決戦」みたいに描かれるのも嫌だし。
 ファンとしては複雑ですね。

 私は多分、買いませんけどね。PSPソフトですから。


 
2008年6月17日の【日記】を、編集して記載しています。