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 【戦国冥界絵巻 弐】 和歌
 

 和歌を採用した理由

 武器や武器相性以外にも、魔法に替わるものが欲しいところです。



 で、魔法系なら、属性は必須でししょう。弱点を見つけて突くのが基本ですから。

 和風にしたいので、西洋の錬金術的考えで有ったように記憶している、【地水火風】はパスしたいです。
 と言っても、いわゆる五行も、【地水火風】の次に多い気がしますし。



 それで、和歌の百人一首を、何らかの形で採用したいです。いわゆる小倉百人一首。
 理由は8つ有りまして。

@ 知名度が高い
 各短歌の内容や読まれた頃の時代背景まで詳しい人は少ないでしょうが、中学生以上で、百人一首の存在を知らない日本人は居ないですし。
 現在は知りませんが、私が学生の頃は授業で、1首は覚えるよう言われたものです。

A 戦国武将に縁が深い
 百人一首が成立したのは、戦国時代より、ずっと以前です。
 が、確か明智光秀が謀反を起こす前に連歌会を開いたとも聞きますし、武将は死ぬ時の為に【辞世の句】という和歌を、用意していたとも聞きます。
 和歌は戦国武将とも縁が深いのです。

B 日本の伝統文化
 和歌は日本古来の文化ですので、和風、それも徳川時代以前の和風イメージを強めてくれます。
 現代でも毎年9月頃〆切で、皇室(宮内庁)がお題を出し、そのお題に添った和歌を募集しています。
 皇族の方、国会議員、ノーベル賞受賞者、五輪メダリスト、国民栄誉賞受賞者、宮内庁職員、元皇族の末裔、外国の在日大使、外国からの国賓などなど以外の、私を含めたいわゆる一般人が天皇皇后陛下にお会い出来るのが、おそらく、この和歌募集の優秀作品者です。
 これで今上陛下にお会いするのが、私の夢の1つなのですが、超難関なので、難しいです。
 遠くから拝謁するのも、各地ご訪問が2014年一杯になりそうらしいので、我が県に来て下さるのを期待するより、正月の一般参賀に行った方が早いかも。

C 謎めいている
 百人一首は、言霊呪陣という説も有るようです。そう考えてみれば、オカルティック、伝奇的なイメージで、ゲームに相応しいかと。

D 100枚1セット
 無限に有るのでは無く100枚で1セットというのも、どことなく収集癖をくすぐるのに向いているような。

E 通し番号
 1から100まで順番が決まっていて、しかも通し番号が付いています。他の遊びカードには無い特徴かと。

F カテゴリが1つでは無い
 元の詩歌集、読み手の位、内容ごとの分類など、カテゴリが1つでは無いので、活用できれば面白いかと。

G 勉強になる
 子どもが親にこのゲームソフトをねだる時、「百人一首が呪文として使われているので、自然に百人一首の和歌を覚えられるかも?」と、ねだりやすいのでは?と思ったり。



 とまあ、今まで何故、日本時代物で使われなかったのか、不思議なほど、百人一首や和歌は魅力的ですよ。



 カルタは却下した理由

 カルタも考えましたが。
 伝わったのか広まったのか忘れましたが、織豊(安土桃山)時代らしいので、武田信玄等など、それ以前の武将には馴染みが無いでしょうし。
 それにカルタは、【東京鬼祓師 鴉乃杜学園奇憚】で、既に使われているようです。属性は【春夏秋冬】だったか。
 しょせん脳内ゲームですし、別に商業ゲームと競う事は無いですが、だからこそ、二番煎じは面白くないですし。



 カテゴリ

 カテゴリが、1種でないところが、百人一首のミソの1つです。

 敵隊長には、それぞれ百人一首のうちの1首が、割り当てられてます。
 その敵隊長に割り当てられた和歌と同じカテゴリの和歌で攻撃すると、かなり有効な攻撃となります。

【題目カテゴリ】

【恋】が43首、【その他】を無属性として21首あります。【秋】が16首、【春】が6首、【冬】も6首、【夏】が4首、【旅】も4首、7種類ですね。

【歌集カテゴリ】
 引用元の歌集により、【古今】24首、【後拾遺】14首、【千載】14首、【新古今】14首、【拾遺】11首、【後撰】7首、【金葉】5首、【詞花】5首、【新勅撰】4首、【続後撰】2首の、10種に分かれますね。

【作者カテゴリ】
 いわゆる【坊主】、【姫】、【天皇】、とかのカテゴリですね。【官人】58首、【女房】17首、【僧侶】13首、【天皇】8首、【母】2首、【親王】1首、【内親王】1首だとすれば、一応7種かな。

【数字カテゴリ】
 百人一首は、1〜100まで番号が付いてます。20番台、50番台とかで、10種類に分けられますね。でも数字は面白味が無いので、省くかも。

【共有文字カテゴリ】 も考えましたが、悩みましたが、却下。
理由その1として、【嵐】の文字が入る和歌は3首、【高砂】は2首など、2〜3首が多いようです。2首か3首に共通する文字は、23以上は有りそうで、多すぎますし。
 その2は、【月】の有る和歌は11首です。が、月という文字が入って無いが、月を表す和歌(30番)なども有るようですし。
 その3は、100枚全てを分ける事が出来ないのです。【共通文字を持つ札が他に無い】で括るのも、寂しいですしね。

 自動カテゴリ分け機能を付けとけば、大丈夫でしょう。

 ものすごく大雑把に言えば、(【共通文字カテゴリを除外し】)34の属性を、敵武将は持っているという事です。
 例えば敵隊長の持つ和歌札が、1番の「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」だったとします。

 すると、

【歌集カテゴリ】が同じ【後撰】の10番の和歌ほか6首か、
【作者カテゴリ】が同じ【天皇】の2番の和歌ほか8首とか、
【数字カテゴリ】が同じ【1桁】の9〜10の和歌ほか9首
【題目カテゴリ】が同じ【秋】の5番の和歌ほか15首のみが、有効な訳です。

 同じカテゴリの和歌が少ないカテゴリの方が、より効く訳です。

 この場合、一番強力なのは、他に6首しか無い【歌集カテゴリ】となります。
 使えば敵の【心】ゲージを、残り6%まで削る事が出来ます。つまり、94%削る事が出来るとします。

 1回その和歌を使うと、本拠地に戻るまで、あるいは戦闘が終了するまで、二度と使えません。

 また、下記のカテゴリ魔術34種のうち、【後撰】、【天皇】、【1桁】、【秋】は、使用不可能になってしまいます。
 よく考えて使わなくてはなりません。

 いや待った。
 カテゴリ魔術は、後期に使えるようになるでしょう。よほどカテゴリ魔術が便利でないと、使われない可能性も。
 うーん。



 カテゴリ魔術

 カテゴリのカテゴリ全てを入手しててこそ使える魔術?が有ると、面白いかもです。
 この場合は、カテゴリ―カテゴリ内の札が多いほど揃えるのが大変ですので、その分強力になるでしょう。さっきまでと真逆な訳です。
 相手の持つ百人一首に関係なく、全ての敵部隊にダメージを与えられる替わり、そのカテゴリ―カテゴリの札は本拠地に戻るまで、あるいは戦闘終了まで使えなくなる、とかですかね。

 カテゴリ魔術は、7+10+7+10で、34種類ですか。うーん、上記のを辞めて、これだけにしても良いかもですね。
 おそらく一番強いのは【作者―官人】(58首)で、次が【種類―恋】(43首)ですかね。集めるのは相当大変だと思いますが。
 一番少ない【作者―親王】や【作者―内親王】は1枚なので、1枚入手すれば即使える訳ですね。その代わり、【親王札】を持つ敵は存在しないです。

 あと、敵への攻撃だけでなく、特殊スキルも付いていると面白いかもですね。【内親王】札の特殊スキルは回復とか。
 ただし使用してしまえば、敵攻撃にはもう使えない、とか。



 属性を地面に付加する案も検討

 戦って育てる系ゲームで大事なのは、レヴェル上げ(雑魚戦)です。私は大抵これが嫌いで、レヴェル上げが苦にならない家族に頼んだRPGも有るほどです。
 何度も戦って、最適な戦い方を探すのですが、弱点や手順を見つけたとたん、私には作業と化してしまいます。

 楽しかったのは【ラ ピュセル】や【ラプソディア】(両方PS2)や【アークライズ ファンタジア】(Wii)くらい。



 RPGでは、エンカウントでもシンボル式でも、戦闘場所に属性は無いか、有っても効果が微々たるものが多いです。
 私が上記のゲームが好きなのは、場所に属性が有り、かつ、属性が変化する・変更できるからなんだと思います。

 なので、【ラプソディア】のように、和歌の発動させたカテゴリが、食らった周囲にも属性を付加させると、面白いかも。もちろん、付加させないマップも有ったり。

【アークライズ ファンタジア】(RPG)では、破壊出来る属性発生石が、ランダムに敵と共に登場します。

【火】の属性発生石が登場すると、【水】系魔術?は威力が1ランク下がってしまいますし、逆もまた有り。

 なので【水】属性な苦手な敵が出ても、「【火】の属性発生石が一緒に登場なら【水】の魔法?は辞めよう」とか、「【火】属性発生石を壊してから【水】魔法を使おうか」とか、「力ずくでも行けるっ」、とか、ちょっと考えるようになります。

 そういう属性発生札が、敵部隊の空きスペースや、あるいは敵部隊と味方部隊の間に登場しても、または発生できても、面白いかもです。

 風が吹くと、移動してしまって、更に属性を蒔き知らしたり。もちろん破壊(破る)のも可能。

 ちょっと面倒で、覚える事の多い戦闘システムかも知れません。



 その他

 この百人一首が使えるのは、主人公だけとします。主人公らしい特別さなりますし。